高校生の酒井、飛躍の2位 陸上日本クロカン

 高校生の酒井が、東京五輪女子5000メートル代表の田中ら強豪選手との接戦を見事に制して2位でゴールした。

 高校生が対象のU-20(20歳以下)ではなく、実業団選手らが走る女子の部で出場したのは「初めて走る8キロで自分の力を確かめたかったから」だったが、予想以上の走りを発揮した。

 スタートから先頭集団につき、1500メートルと3000メートルの日本記録保持者の田中と並走。「田中さんのしっかりしたフォームを見ながら走りました」と余裕すらあった。優勝した萩谷には26秒差をつけられたが、田中らに競り勝ち、ゴール後は倒れ込んだ。高校生に敗れた田中は「活力があり堂々とした走りだった。これからライバルになるでしょうね」と実力を認めるしかなかった。

 昨年12月の全国高校駅伝では1区で区間賞に輝き、母校を同校史上最高の4位入賞に導いた立役者。卒業後は実業団のデンソーに進む。高校最後のレースを有終の美で飾った酒井は「五輪に出場するのが夢。マラソンで勝負したい」と、3年後のパリ五輪に照準を合わせた。

 (野口智弘)

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