笠谷・杉山、開幕ローテ争い オープン戦で先陣

 プロ野球は2日にソフトバンク―中日(ペイペイドーム)とオリックス-ロッテ(京セラドーム大阪)の2試合が行われてオープン戦が始まる。2月23日に開幕する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために2月中の沖縄県内での試合が全て中止となり、1週間遅れてのスタートとなる。

 無観客で行われたキャンプは1日、阪神、広島、日本ハムが最終日を迎え、全12球団が打ち上げた。

 オープン戦は各球団の本拠地を中心に21日まで行われ、セ、パ両リーグは26日に同時開幕する。

 福岡ソフトバンクの笠谷俊介投手(23)と杉山一樹投手(23)が、開幕ローテの残り3枠を巡る争いで先陣を切る。今春のオープン戦初戦となる2日の中日戦に笠谷が先発、杉山が2番手で登板して、ともに4イニング程度を投げる予定だ。

 1日はともに筑後のファーム施設であった先発投手練習で調整。笠谷は2月24日のロッテとの練習試合で3回を2失点。直球を本塁打にされており、「この前は真っすぐを打たれた。ファウルや空振りを取れるようにしたい」と意気込んだ。

 杉山は変化球の精度をテーマに挙げた。同23日の西武との練習試合は3回2失点。初回に3四球と乱れたが、現在は「スライダーが(ストライク)ゾーンに集まるようになってきた」と制球力も改善されつつある。

 コロナ禍のため宮崎春季キャンプは無観客での開催。久々の有観客となるオープン戦を前に、森山投手コーチは「今はこんな状況だけど、日本シリーズなど数万人の観客が入った状況でパフォーマンスを発揮できるのがプロ。力に変えてほしい」とハッパを掛けた。

 笠谷も「ファンの前でちゃんとした投球を」と強調。昨年の日本シリーズで自己最速タイの157キロを出した杉山も「応援されるのはうれしい」と話した。残り3枠は笠谷、杉山、武田、二保、大竹の5人で争う形になりそうで、2人がまずリードを奪えるかが注目される。

(長浜幸治)

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