屋台、一部にぎわい 宣言解除初日 福岡・天神

 福岡県など6府県で緊急事態宣言が解除されて最初の夜となった1日、福岡市・天神では屋台が営業再開するなど、一部ににぎわいが戻った。一方で感染再拡大の懸念は根強く、足早に帰宅する人の姿も目立った。

 午後8時すぎ、天神の屋台「博多っ子純情屋台喜柳」は常連客らでにぎわっていた。県は宣言解除後、同8時までだった飲食店の営業時間短縮要請を同9時までに緩和。約40日ぶりに営業を再開した大将の迎敬之さん(46)は「客が来るか不安だったが、常連さんがたくさん来てくれてうれしい」と喜んだ。

 迎さんによると、宣言中は天神地区の屋台48軒は全て休業し、この日営業再開したのは3軒のみ。東京都の会社役員の女性(44)は「探し回ってようやく営業している屋台を見つけた」と笑顔でのれんをくぐった。

 ただ、大通りを歩く人の姿はまばら。天神に買い物に訪れた同市博多区の男性(72)は「高齢なのでコロナに感染したら大変。まだ外食は怖いので、もうしばらくは様子を見たい」。就職活動中という大学3年の女性(21)は「まだ県内で2桁の感染者がいる。もう少し緊急事態宣言期間が続いた方が安心だった」と話していた。 (古川大二)

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