今宮健在、2安打発進 195日ぶり対外試合「野球って楽しい」

 今宮が、昨季8月19日のロッテ戦以来195日ぶりとなる対外試合に先発し、いきなり2安打を放った。「改めて『野球ってすごく楽しいな』と思えた一日だった」。帰ってきた背番号6に、観客から温かい拍手が送られた。

 二回無死一、二塁。左腕笠原の内角の変化球を左前に運ぶと、三回1死でも左腕橋本の内角の直球を再び左前打とした。直後に代走を送られ、ベンチに戻るとチームメートと笑顔でグータッチを交わした。

 昨季は右肩痛や左ふくらはぎのけがなどでレギュラー定着後では最少の43試合の出場にとどまった。相次ぐ故障に苦しみ、2018年から3年連続で規定打席未到達。「このままでは正直終わってしまう」。昨年の契約更改時には危機感を口にした。

 春季キャンプも、3日目で両ふくらはぎのコンディション不良のため主力のA組からリハビリ組に移った。不安や焦りを抑えつつ、着実に状態を上げて迎えた21年初戦。「自分にいいプレッシャーをかけた」といきなりの快音で健在を示した。

 工藤監督も「さすがですね。下(半身)の状態を確認して、問題がなければイニングを少しずつ伸ばしていきたい」と安心した表情を浮かべた。今宮は「しっかりと開幕でショートを守っていられるように」と雪辱を期す12年目を見据えた。 (長浜幸治)

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