タイ国際航空、バンコク―福岡線存続 再建計画案発表、日本全線も

 【バンコク川合秀紀】経営破綻したタイ国際航空は2日、会社更生手続きに基づく再建計画案を発表、中央破産裁判所に提出した。記者会見でバンコク-福岡線を含む日本との7路線は全て存続すると明言した。

 発表によると、国内・国際線計83路線を2025年までに75~80路線に減らす計画。福岡のほか羽田、成田、関西、中部、仙台、新千歳の計7空港に定期便がある日本路線について、同社幹部は廃止計画に含まれないと説明。「福岡線も高い利益が見込まれるため存続する」と語った。

 バンコク-福岡線は1992年就航。タイ政府は18年秋、福岡市に総領事館を開設し、同12月には観光庁福岡事務所も再開した。福岡県関係者は「路線存続は交流維持に朗報」と喜ぶ。

 政府系航空大手の同社は競争激化や放漫経営による累積赤字に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴う運航停止によって昨年5月、法的整理を決定。破産法に基づく更生計画案を策定し、今後債権者などの合意を得て再建を進める。

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