豪雨被災の天ケ瀬温泉、再生へロゴ ゆったり「湯仏」イメージ

 昨年7月の記録的豪雨で被災した大分県日田市天瀬町の天ケ瀬温泉街の再生に向けた新たなロゴマークが完成した。「川と湯のまち 天ケ瀬」の文字と合わせ、地元で長年祭られている石像「湯仏」が温泉に漬かるイメージ画を、福岡出身の画家牧野伊三夫氏がデザインした。

 玖珠川両岸に館やホテルが立ち並ぶ天ケ瀬温泉街の開湯は1300年前とされ、湯治場として栄えてきた。しかし記録的豪雨による川の氾濫で大きな被害を受け、今も組合加盟の7軒が休業している。今後は「天ケ瀬温泉は、静かに栄え続ける」をコンセプトに、ロゴを各施設に掲げるなどして温泉街に統一感を出し、新たに宿泊と食の分業や、川遊びプログラムの開発なども目指す。

 ロゴやコンセプトは、豪雨被災地の集客を支援する観光庁の事業に、市民グループや旅館組合などでつくる地元協議会が応募して採択を受け、昨年12月から議論を開始。まちづくりに詳しい専門家やアートディレクターを交えて話し合いを進め、完成させた。(鬼塚淳乃介)

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