2児縛った母有罪 発達障害知らず、孤立の末に

 子ども2人を粘着テープで縛ったとして、逮捕の罪に問われた30代の母親に対し、福岡地裁(武富一晃裁判官)は4日、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 判決によると母親は昨年5月24日夜、福岡県内の自宅で数分間、事件当時5歳の長男の口をテープでふさぎ、両手足を縛った。同3歳の次男の両足も縛った。

 判決理由で武富裁判官は「被告は、寝ないで遊んでいる子ども2人にいら立ち、危険な遊びをしないよう寝かそうとした」と指摘。テープで縛った行為を「しつけの限度を超えて恐怖心や不安感を与え、健全な成長という観点から望ましくない」と述べた。

 判決言い渡し後、武富裁判官は「子育ての苦労は続くと思うが、今回の事件をきっかけに周囲の協力も得ながら、幸せな家庭を築いてほしい」と説諭した。

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