吉塚市場にお釈迦様 ミャンマーで制作、留学生のよりどころに

 福岡市博多区の商店街「吉塚市場リトルアジアマーケット」に4日、ミャンマーで制作した釈迦(しゃか)像がお目見えした。アジア色豊かにリニューアルが進む市場には、近隣の留学生の買い物客も多く「共生」を掲げた商店街のシンボルになる。

 釈迦像はブロンズ像に金メッキを施した金銅像で高さ約2メートル、重さ約400キロ。昨年11月にミャンマー・ヤンゴン市で作られ、年末に博多港に着いた。市場内に像を安置する礼拝場「吉塚御堂」が建つまで、港の倉庫に保管されていた。

 この日、完成した御堂に運びこまれた釈迦像は黄金に輝き、運搬作業を手伝ったミャンマーの留学生たちの笑顔が広がった。

 釈迦像の設置に尽力した吉塚市場の河津善博組合長はミャンマーで小学校建設などの支援活動を30年余り続けており、福岡市とヤンゴン市が姉妹都市でもあることから、釈迦像を迎えることにしたという。

 河津組合長は「留学生には仏教徒も多く、吉塚市場のお釈迦様が心のよりどころになれば」と話す。13日に御堂代表世話人の安武義修・西林寺住職が開眼法要を行い、在福のミャンマー人僧侶らも参加する。

 吉塚市場は釈迦像と御堂建立の寄付金を募っている。問い合わせは吉塚御堂(市場事務局)=092(409)3209。 (手嶋秀剛)

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