この言葉、誰かを傷つけているかも #わきまえない③

翻訳家 すんみさん──

 韓国で聞いたようなニュースが日本でも流れ、日本で路頭に迷っている人々が韓国の小説に共感を寄せる。森喜朗氏の女性蔑視発言を巡っても、そう実感しました。

 発言は韓国でも報道され、「時代の変化を読み取ることができていない」と大きな批判が起こりました。表向きは「男女差別はしていない」「誰もが頑張れば成功できる社会」と言っているけれど、いつまでたっても実現しない。そこに根深さがあると感じます。

 ここ数年、日韓の若い世代で性差別への関心が高まっていると思います。男性優位の韓国社会で女性が直面する困難を描いた小説「82年生まれ、キム・ジヨン」(チョ・ナムジュ著)が2016年に出版され、100万部を超えるベストセラーになりました。日本でも約22万部に達しました。

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