老舗旅館「日帰り湯」で再出発 熊本地震被災5年

新阿蘇大橋7日開通

 2016年の熊本地震で崩落した旧大橋に代わり、南阿蘇村の立野峡谷で建設が進んでいた新阿蘇大橋(525メートル)が完成し、7日午後3時に開通する。

 旧大橋の600メートル下流にあり、地震でもちこたえた阿蘇長陽大橋と同じ「剛結構造」を採用。地震のずれを逃し、橋脚などの損傷を防ぐ免震設計も加えられているという。

 昨年8月には地震で寸断されていたJR豊肥線、10月には国道57号が開通。インフラの復興は節目を迎えている。

「防災と経営両立」新たな観光探る

 2016年4月の熊本地震で被災した南阿蘇村の垂玉(たるたま)温泉「山口館」が、本震から丸5年の4月16日、日帰りの温泉施設「垂玉温泉 瀧(たき)日和」として新たな一歩を踏み出す。明治創業の老舗ゆえ、8代目の専務・山口雄也さん(40)にとって苦渋と熟慮の選択だったが、今月7日の新阿蘇大橋開通も追い風にして、再興を目指す。

 山口さんは本震(午前1時25分)の2時間前まで旅館にいた。その夜も10人が宿泊。風呂場の片付けを終え、通勤コースだった旧阿蘇大橋を通り、隣接する大津町の自宅に車で戻った直後、激震に襲われた。...

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR