石川「まじか」ドラ1佐藤輝に初回被弾 バットへし折り倍返し

◇オープン戦 ソフトバンク0-4阪神(5日、ペイペイドーム)

 自身初の開幕投手に決まっている石川がマウンドで苦笑いした。「特別意識しなかったけど、本塁打はすごいな。『まじか』という感じもありました」。初回2死。昨秋のドラフト会議でチームが1位指名し、4球団競合の末に逃した阪神の佐藤輝との初対戦だった。

 大型新人にワンストライクからの外寄りの直球を左翼テラス席に運ばれた。その借りを返したのは三回1死三塁での対戦だった。内角のスライダーで二飛に仕留めて「2打席連続でやられるわけにはいかない。バットも折ったし、何とかメンツは保てた」と笑った。

 二回にもサンズに直球を本塁打とされ、4回2/3を4安打2失点。オープン戦初登板は72球でお役御免となった。得意のカーブやフォークなど全ての変化球を駆使した投球内容を「全体的に良かった」と振り返った上で、課題には「持ち味の高めの真っすぐをいまいち投げ切れていない」点などを挙げた。

 工藤監督は「(石川は)上々です。(続投すれば)七回までで100球少しという投球になったと思う。本人が言うように、手応えをつかんだのは良かったかなと」と評価。この日は敗戦投手となった右腕も「勝てる投球を妥協せずに求めていきたい」と誓った。 (山田孝人)

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