九州在住のまま続々デビュー 新鋭3組、コロナ禍で今年初ライブ

 九州在住のままメジャーデビューするアーティストが今、注目を集めている。人気上昇中なのが、バンド「Attractions(アトラクションズ)」、「yonawo(ヨナヲ)」=いずれも福岡市、シンガー・ソングライター「みゆな」=宮崎県。新型コロナウイルス禍で活動が制限される中、地方発の“距離を超えた活躍”が期待されている。

 3組は2月、NHK福岡放送局が制作する音楽番組「六本松ベース」のライブ収録に臨んだ。いずれもインターネットの動画サイトや音楽配信サービスなどで若者に人気があるが、ライブは延期や中止が続いており、今年初めてとなった。

 「Attractions」は男性4人のロックバンドで、ボーカルはインドネシアで育ったTARO。詞はほとんど英語で、海外のロックフェスにも出演するなど脚光を浴びている。今回が初のテレビ出演で、「Blood Pressure」などを熱唱した。

浮遊感のある楽曲で人気のyonawo(提供NHK)

 

 「yonawo」はソウルやヒップホップなど、あらゆる音楽のエッセンスを感じさせる男性4人組。ボーカル荒谷翔大が独特の世界観を詞で表現し、浮遊感漂うリズムに乗せて歌う。「こんがる」などを聴かせた。

 「みゆな」は、18歳とは思えない温かなハスキーボイスで、デビュー前の楽曲がアニメソングに採用されて脚光を浴びた。ファンと共同制作した「歌おうよ」などを披露した。


宮崎県在住、18歳のみゆな(NHK提供)

 収録は、コロナ禍にある人々に音楽のパワーを届けようと、オンラインでファンに中継した。スタジオではファンの表情を大画面に並べて映し、アーティストから見えるように配置。3組は「実感があった」と新しい趣向を楽しんだ。

 司会を務めた音楽プロデューサー松隈ケンタさんは「ライブができない苦しみを晴らす思いが伝わって感動した。新進気鋭の3組がそろった歴史的な日になったと思う」と話した。

 番組「六本松ベース」(総合・九州沖縄)は15日午後11時40分から放送する。

(加茂川雅仁)

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