熊本復興の“動脈"阿蘇新大橋が開通 地震から4年11カ月

  2016年4月の熊本地震で崩落した熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋に代わり、立野峡谷に建設されていた新阿蘇大橋(525メートル)が7日開通した。熊本-大分を結ぶ国道57号と南阿蘇を走る同325号を直結し、地震から4年11カ月ぶりの動脈復旧となった。

 旧大橋の600メートル下流にあり、谷底を流れる黒川からの高さは約100メートル。地震対応の剛結構造、免震設計が採用されている。片側1車線の車道に加えて、歩道も設けられた。

 開通式で蒲島郁夫知事は「阿蘇や県全体の観光、産業の再生に効果をもたらすと確信する」とあいさつ。車で渡り初めした同県玉名市の60代女性は「橋を見て改めて、熊本が苦しみを一つ乗り越えたのかなという感じがした」と話した。

 阿蘇地域では地震で寸断されたJR豊肥線が昨年8月、国道57号が同10月に復旧。被災した交通インフラの再生は、第三セクター・南阿蘇鉄道(同県高森町)の23年夏の全線再開を待つばかりとなった。(佐藤倫之、松本紗菜子)

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR