渡した額や日付、心境をメモ 5歳餓死事件、母の手帳やスマホに 

 福岡県篠栗町で昨年4月、5歳の男児を餓死させたとして保護責任者遺棄致死容疑で母親の碇利恵容疑者と知人の赤堀恵美子容疑者が逮捕された事件で、県警が碇容疑者から押収したスマートフォンや手帳に、赤堀容疑者に現金を渡した日付や金額が詳細に記載されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 関係者によると、碇容疑者は、赤堀容疑者が見ていないときに、金額や日付だけでなく当時の状況や心境も記していた。県警は記載内容や碇容疑者の供述から、架空の裁判費用などの名目で現金を繰り返し支払った経緯を把握していった。

 赤堀容疑者は2019年6月~20年6月、碇容疑者から生活保護費など計約200万円をだまし取るなどしたとして、詐欺罪などで起訴されている。県警は、詐取した総額は約1200万円に上るとみている。

 関係者によると、碇容疑者は翔士郎ちゃんが死亡した数日後、赤堀容疑者の指示に従って別のスマートフォンを壊していた。県警は、碇容疑者が記録を残していた意図などを調べている。 (木村知寛)

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