自治体が「過剰反応」…支援活動に個人情報の壁

【東日本大震災10年 コロナと3・11】

 「何か不自由していませんか」。東日本大震災後、障害者団体でつくる日本障害フォーラム(JDF)みやぎ支援センターの責任者だった株木孝尚さん(78)は、仮設住宅や団地の障害者を訪ねて安否を確認し、要望を聞いて回った。

 未曽有の大災害。自治体の手が回らないことは容易に想像がついた。「私たちが声を聞き、手を差し伸べる必要があった」と株木さんは振り返る。

 全国から多くの障害者支援団体が駆け付けた。取りまとめ役を担った株木さんによると、支援者が面会できた障害者は約1500人。「全国から延べ6千人以上が集まって活動した割に少なかった」と悔やむ。

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