笠谷開幕ローテ当確 3回無失点、工藤監督「修正能力ついた」

 笠谷が、初の開幕ローテーション入りを手繰り寄せた。3イニング目となった七回。まずは先頭を空振り三振。続く坂本に対し3ボール1ストライクとカウントを不利にしたが、冷静にナックルカーブで見逃しのストライクを取ると、最後は高めに146キロを投げ込んで中飛に抑えた。

 マウンドでのその姿には、ローテ投手にふさわしい落ち着きが備わっていた。続く4番岡本を2球で追い込むと、1球外角へボール球を挟み、最後はタイミングを完全に外す変化球で見逃し三振。「先発するにあたっては試合をつくらないといけない」。今回は五回から2番手としての登板だったが、予定の3イニングを無失点に抑えた。

 好アピールを続けている中、先発投手に不可欠な能力も示した。「調子は本当によくなかった」と五、六回は制球にも苦しみ、いずれも走者を背負った。それでも無失点にしのぐと「修正できた」と、七回は三者凡退。工藤監督も「マウンドでの修正能力はついたと思う」と、昨季からの大きな成長を認めた。

 指揮官は明言こそ避けながらも「これだけいい投球をしたらね」と、好投を続ける左腕の開幕ローテ入りに「当確ランプ」がともったことを示唆した。オープン戦初戦となった2日の中日戦でも4回無安打無失点。「開幕からローテをつかみ取る気持ちでキャンプをスタートした。結果にこだわってやっている」。7年目左腕は、大きな飛躍を予感させる。(倉成孝史)

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