肴は九州の演歌がいい♬ ゆかり14歌手の名曲CD

 新型コロナウイルス禍だからこそ、心の「絆」を深めようと、九州のレコード・CDショップ19店が協力し、九州ゆかりの演歌歌手14人の名曲を集めたオムニバスCDを製作した。複数の店が連携したCDは全国でも珍しいという。

 企画したのは、福岡市・天神の新天町商店街にある「ミュージックプラザ・インドウ」の印藤泉社長(70)。新型コロナの影響で、昨春から売り上げは最大で6~7割減少し、22年間毎年開いてきた「博多演歌まつり」も中止を余儀なくされた。その一方で、「おうち時間が増えたので、昔の名曲が聴きたい」とCDをまとめ買いする年配のファンもいたという。

 印藤社長は関連会社の「ムジカインドウ」で、これまで700タイトルを超すCDを自主製作した経験がある。そこで、日本レコード商業組合九州支部に「こんなときこそ力を結集しよう」と相談。賛同した支部加盟の19店が歌手や楽曲の候補を出し合い、九州ゆかりの歌手を多く抱えるレコード会社「テイチクエンタテインメント」(東京)の協力で製作が実現した。

 CDタイトルは「絆 きらぼし演歌」。収録歌手と曲は、福岡が大川栄策「さざんかの宿」、山内惠介「風蓮湖」、北山たけし「高千穂峡」、かつき奈々「博多山笠」▽佐賀は村田英雄「無法松の一生~度胸千両入り」▽長崎は前川清「長崎は今日も雨だった」「ひまわり」▽熊本は八代亜紀「雨の慕情」「舟唄(ふなうた)」、石川さゆり「津軽海峡・冬景色」「天城越え」、島津亜矢「大器晩成」「帰らんちゃよか」、水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」、ばってん荒川「九州まつり唄」▽大分は松原のぶえ「おんなの出船」▽鹿児島は森進一「おふくろさん」、島津悦子「酔芙蓉(ふよう)」。

 パッケージにも博多織や薩摩切子のデザインを使い、九州らしさを出した。印藤社長は「音楽は心の栄養。ファンも店もレコード会社も絆を強めて、新たな在り方を探っていきたい」と話している。全18曲、歌詞と解説付きで2400円(税込み)。19店と、ムジカインドウのホームページなどで販売している。 (加茂川雅仁)

 ◆企画協力店一覧 「絆 きらぼし演歌」の企画協力店は次の通り。【福岡】ミュージックプラザ・インドウ、ヨシダ楽器イオン福岡伊都店、平尾レコード店(福岡市)、ラインレコードBRASS店(糸島市)、甲斐田レコード店(柳川市)【佐賀】デンキとレコードさとう(鳥栖市)、しのはらレコード店(伊万里市)、みきや楽器店(唐津市)【大分】コトブキレコード(日田市)、吉松楽器店(杵築市)【熊本】ムラヤマレコード(水前寺本店・熊本市、イオン熊本中央店・同市、宇土シティモール店・宇土市)、成電社(八代市)、ツルヤ楽器店(人吉市)【鹿児島】十字屋CROSS(鹿児島市)、オニツカ(伊佐市)、ミヤタカンパニー(霧島市)、島津(志布志市)

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