千賀、初実戦で159キロ 「道見えた」完璧な状態で1軍目指す

 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が12日、今春初の実戦で自己最速にあと2キロに迫る159キロをマークした。春季教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)に先発して2回を1安打無失点。「今後しっかりやっていく道は見えた」と話した。

 小雨のスタンドが「159」の球速表示にどよめいたのは初回。外角にわずかにはずれた2番石岡への3球目だった。両ふくらはぎの不調で出遅れた右腕は「ぼちぼちです。疲れ具合からすれば、思ったより(球速が)出た」と振り返った。

 ほぼ予定通りの32球を投げて5割に当たる16球が直球。「しっかり出力が出せた」と全16球が154キロ以上を計測し、直球の平均球速は155・9キロにも達した。「体は全く不安なくやれた」との言葉を証明するように3三振も奪った。

 初回は左打者の3番山下への2球目で空振りを奪った。外角へ沈むシンカーのような軌道を描いた球について「新球? 内緒です。きょうは2、3球くらい。まだ話せるほどの球じゃない。正直、試している最中です」と含み笑いした。

 春季キャンプからリハビリ組で調整を進めてきたエースについて、工藤監督は「(開幕ローテからは)もう消しています」とシーズンの長丁場を見据えた。次回は中4日で17日の春季教育リーグ・オリックス戦に60球をめどに登板する予定。その後は80球、100球と段階的に球数を増やし、完璧な状態での1軍復帰を目指す。(長浜幸治)

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