火元隣家から1人暮らしの80代救助 運送会社社長に感謝状

 鳥栖・三養基地区消防事務組合は16日、佐賀県みやき町原古賀で起きた火災で、1人暮らしの80代女性を救助した近くの運送会社社長、国吉司さん(40)に感謝状を贈った。

 火災は昨年10月30日午前1時ごろに発生。塗装店から出火し、隣接する民家など計3棟が全焼したほか、別の民家3棟で屋根の一部などを焼いた。

 現場近くの自宅にいた国吉さんは火災に気付いて外に飛び出た。近隣住民から「耳が不自由なおばあちゃんが逃げ遅れている」と聞き、塗装店に隣接する女性宅の1階窓ガラスを素手でたたき割って室内へ。寝室で寝ていた女性を起こして救助した。その後、女性宅にも火が移って全焼した。けが人はいなかった。

 感謝状贈呈式で国吉さんは「体が自然に動いていた。救助した後、足が震えるほど怖くなった」と振り返り、「とにかく女性が助かってよかった」と話した。

 同組合の下田辰也消防長は「適切な判断と勇気ある行動によって尊い命が救われた」と感謝を述べた。 (星野楽)

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