トラクターの下敷きになった人を救助 自動車修理業の男性に感謝状

 三潴消防署は16日、トラクターの下敷きになった男性を、レッカー車のウインチ(巻き上げ機)で助けた福岡県久留米市城島町の自動車修理業、杉本敬保さん(66)に感謝状を贈った。

 署によると、2月22日午前、城島町の田んぼにトラクター(約700キロ)が横転、運転していた70代の農業男性が下敷きになった。男性は約10分間、あおむけのまま胸とすねを圧迫された。杉本さんがウインチでトラクターを浮かせたため、胸にかかる重さが軽くなり大事に至らなかった。

 現場から約400メートルの所に住む杉本さんは近所の人の知らせで事故を知った。現場に駆け付け、ぐったりした男性を見て、レッカー車でトラクターを持ち上げようと判断したという。

 杉本さんは「30年ほど前は、仕事で頻繁にレッカー車を運転していたので、とっさに思いついた。顔見知りだったので助かってよかった」と話した。坂本武英署長は「あと数十秒でも遅かったら、命の危険があった」と杉本さんをたたえた。 (玉置采也加)

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