拙い折り鶴に「ありがとう」 大震災【記憶を刻む】

80歳女性=福岡市中央区

 なんとかお役に立ちたいと思い、2011年5月にボランティアで宮城県石巻市を訪れました。受付の女性に「うちのおばあちゃんと同じ年です、何しに来たのですか?」と言われ一緒に大笑いしました。驚いたことは生き生きした若い人の姿。学校をやめてきたと話す人には思わず「親御さんは何と?」と聞きました。自分は行けないのでお願いね、良い仕事見つけたな、と言われたそうです。学生さんも親御さんもすてきでした。

 世界中から届く支援の品々を体育館で仕分けしました。外国からの箱には「バスケ部の仲間で1人1足プレゼントを考えました」とあり、靴下の中にはカードや手紙が。折り鶴は拙い出来でしたが頬が緩み、ありがとうとつぶやきました。

 

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