同居男性死亡、被告側が殺意否認 福岡地裁初公判

 福岡市南区のアパートで同居する知人男性=当時(80)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職又吉盛仁被告(63)の裁判員裁判の初公判が18日、福岡地裁(岡崎忠之裁判長)であった。弁護側は殺意を否認し、刑事責任能力についても争う姿勢を示した。

 検察側は冒頭陳述で、9年前、路上生活者だった被告は男性の自宅で同居を始めたと説明。事件当日、「被告は男性に飲酒を注意され激高し、刃物を突き刺した」と主張した。

 弁護側は「衝動的な行動で、殺そうとは思っていなかった」とし、傷害致死罪が相当だと反論。被告には知的障害があり、当日も酒に酔っていたとして心神耗弱状態だったと訴えた。

 起訴状によると、又吉被告は昨年5月13日、アパートの自室で男性を刃物で突き刺し殺害したとされる。

 (森亮輔)

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