視覚障害者に信号の色伝える、アプリ「信GO」導入  福岡県警

 福岡県警は今月から、福岡市内の交差点4カ所で、スマートフォンを利用して目の不自由な人に信号機の色を知らせる機器の運用を始めた。九州では初めて。同市博多区の県庁近くの交差点で19日に説明会があり、視覚障害者団体の関係者が使い方を確かめた。

 県警によると、専用アプリ「信GO!」をダウンロードしたスマホを持って交差点に近づくと、音声や振動で信号の色が伝わる。

 県内では視覚障害者の横断支援として、約14%の信号機に「ピヨピヨ」などと鳴る音響式を導入。ただ、近隣への配慮から、大半は早朝や夜間は音を鳴らなくしたり、音量を絞ったりしている。

 新たな機器は警察庁が全国で普及を進めている。県警は効果を検証し、設置箇所を増やす方針。

 全盲の片山由美子さん(61)=福岡市東区=は「信号の音がないと、道路を横断するのは命がけ。改良しながら整備を進めてほしい」と要望した。 (山口新太郎)

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