平戸城1泊60万円、櫓から一望「大名気分を」

 長崎県平戸市の平戸城で、国内初の「城泊(しろはく)」施設として改修された懐柔櫓(かいじゅうやぐら)の内部が公開された。江戸時代の美術の流派「琳派(りんぱ)」をイメージした内装で、1棟貸し(定員5人)で1泊60万円。4月1日に開業する。

 懐柔櫓は1977年に復元された鉄筋コンクリート2階建て。訪日外国人客(インバウンド)の誘致を目指す市が約1億2千万円をかけて改修した。

 1階は畳の間もあるダイニング・リビングルーム。キッチンでは、別料金で専属の料理人が平戸の海や山の幸を使った創作料理のフルコースを振る舞う。2階はダブルベッド二つを配置し、平戸瀬戸を往き来する船や赤いアーチの平戸大橋が一望できる。浴室は3面ガラス張りで開放感に浸れる。

 工事は昨年7月に完了したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開業を延期していた。オランダ出身の市国際交流員で「城泊」のプロモーションビデオに出演したボニー・ボエトさん(27)は「コロナが収まれば多くの外国人に泊まってほしい。大名気分を味わえます」と話した。 (福田章)

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