「すばらしき世界」として蘇った「身分帳」主人公と重なる佐木隆三 

深田俊祐さん寄稿

 一昨年の十月三十一日、わたしは甥(おい)である小先隆三と二人で彼の父佐木隆三の四度目の命日の供養にと、散骨した関門海峡へ行き我(わ)が家で茂った榊代わりの山茶花(さざんか)を、渦巻く潮流へ投げ込んだことがあるのだ。その折に絶版本であるおやじの小説『身分帳』を映画化する企画があり、復刻増刷されると聞...

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