広がる?アバターで葬儀参列 ロボット遠隔操作し焼香

 新型コロナウイルスの影響で葬儀への参列を控える人向けに、アバター(分身)ロボットを使ってオンラインで参加する実証実験が23日、大分市であった。ロボットを遠隔操作し、焼香や出棺などを疑似体験できる。

 実施した葬儀社「大の葬祭」(大分県豊後大野市)では、コロナ禍で密集を避けるため参列者を家族に限定する葬儀が増加。代替策として、定点カメラで撮影した映像を欠席者へオンライン配信している。より臨場感を出すため、ロボットを通じた配信を計画した。

 この日の模擬葬儀では、大阪市にいる参列者役がロボットを操作。焼香の際は祭壇に進み出て、代行する葬儀社スタッフの手元をモニター越しに見たり、出棺の際も、お棺に合わせて一緒に動いて見送ったりした。

 同社によると、同様の取り組みは「全国で初めてではないか」という。川野晃裕社長(38)は「新型コロナで葬儀に行けず、心残りの人も多いと思う。今後アバターロボのリースや購入を検討したい」と話した。

(吉村次郎)

関連記事

大分県の天気予報

PR

大分 アクセスランキング

PR