【詩の芽】3月のテーマ「落書き」(2) 評=龍秀美(詩人)

 らく 

          なりきよかい

きょうしょにのっているじん

のぶなが、ザビエル、

きょうしょのなかではじんになる

かみのけがモジャモジャに

ヒゲがボーボーになったり

それがせんせいにみつかり

しかられる

    (ふくおかけんちく・中2)

 【ひょう】アフロヘアののぶながにヒゲのえたとかたのしそう。オリジナルの「じん」たちです。かれらをへんしんさせたおもはいつまでものこるでしょう。やったことがあるひとおおいでしょう。でもせんせいにみつかるとしかられる。もちろんいけないことですよ。らくきは。

★   ★   ★

かべのなみだ

           あや

かべがないている

しろいかべにくろいもじ

ぽたぽた

かべをつたってにじんでまるで

かべのなみだみたいだ

でもきっとそれをみたひとも

ずきん ないているんだ

    (ふくおかさわ・中2)

 【ひょう】この「かべ」はどこのかべでしょう。ただのしろかべかもれないし、こころなかにあるにかかることかも。くろぐろかれたらくきはなにかをうったえているようで「ずきん」とかんじます。ひらばかりのがつながって、にじんでいているようです。

<詩の育て方~いたもち

 「いたもち」ということわざがあります。べられないのでやくたないという使つかわれますが、これにことくとちょっとちがってきます。いたもちべられませんが、いろいろつたえることができます。

 かみまるいて「これはおもちです」とえば「そうか、おもちかと」おもわれ、「これはおつきさまです」とえば「そうか、まんげつなんだな」とおもいます。はかむかしのおぼうさませんがいというひとは、かみまるいて「これくふ(う)てちゃめ」ときました。このまるはおまんじゅうでしょうか。こういうふうことみっせつむすびついています。それだけにむかしからたちはなるべくことたよらないでちからだけであらわそうとしたり、はんたいことかいをもっとひろげようとしたりしました。

 こんじゅつてんらんかいったときには、そういうだいをながめてみてください。そのがどんなおもいをこめたかがよくかって、いちだんおもしろかんしょうすることができるでしょう。(りゅう

★「さくひんしゅう

 テーマは5月「こいのぼり」(4月20日り)。6月「名前」(5月20日り)「ゆうだい」もかんげいだいめい1ぎょうは7ぎょうくらい(1ぎょう15まで)。西にしにっぽんしんぶんめんやニュースサイトにったひとにはしょカード(1000えんぶん)をおくります。

とう稿こうほうほう じゅうしょめいかんとふりがな)、ねんれい、せいねんがっがっこうがくねんでんばんごうくこと。あてさきは、ゆうそうが〒810-8721 西にしにっぽんしんぶんこどもタイムズへんしゅう。ファクスは092(711)5564。

※ほかのしんぶんしゃなどにおくったさくひんおくることができません。さくひんはおかえしできません。

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