想像して11時2分の出来事を 長崎原爆資料館、被爆時計レプリカを展示

 長崎原爆資料館(長崎市平野町)の「被爆時計」のレプリカが24日、同館常設展示室入り口に展示された。資料の劣化が進む中、同館がレプリカを作るのは初めて。今後は本物と共に館内に展示される。

 時計は爆心地から800メートルの山王神社(同市坂本)近くの民家で被爆し、長崎原爆投下時刻の1945年8月9日午前11時2分を示して針が止まっている。49年に市に寄贈されたが、金具などが劣化。市は今後展示できなくなることを想定し、昨年10月に複製を始め、フレームの傷は彫刻刀で削るなどして再現した。

 ほかにも黒焦げになった弁当箱など劣化が進む資料があり、市は予算を確保でき次第、レプリカを作る方針。市原爆被爆対策部の中川正仁部長は「時計の前で足を止め、11時2分に何があったのか想像してみてほしい」と話した。(西田昌矢)

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