ママ友が「別人」に変えた 母親、うそ信じ孤立

連載【虚言の果てに 福岡5歳児餓死】㊤

 ブランコのある庭で、歓声を上げて遊ぶ子どもたち。その様子をママ友たちが見守り、お茶をしながら談笑している。この家の母親は、そばに寄ってきた息子を愛情たっぷりに抱き締めた。「言うことを聞かんけど、そこがかわいいんよ」

 福岡都市圏の東端に位置する、人口3万人余りの福岡県篠栗町。三男翔士郎ちゃんを餓死させたとして起訴された碇(いかり)利恵被告(39)は、2012年に新築した一軒家に、夫や3人の息子と暮らしていた。リビングには、子どもたちの写真をたくさん飾った。「オープンな性格で、ママ友や近所の人を招いていた。明るい家族だった」。親しかった女性は当時を思い返す。

 ある日の食事会。冗談を言って場を盛り上げる女性がいた。碇被告は「あの人、面白かろ」...

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