中国人大学生刺殺、二審も懲役21年 福岡高裁判決

 福岡市城南区で2019年8月、中国籍の大学生の男性=当時(23)=が刺殺された事件で、殺人やストーカー規制法違反などの罪に問われた中国籍の呂思被告(28)の控訴審判決が24日、福岡高裁であった。辻川靖夫裁判長は、懲役21年(求刑懲役22年)とした一審福岡地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。

 判決によると、呂被告は19年5月22日~8月27日、知人の中国人女性の携帯電話に「会いたい」などとメッセージを計122回送信。同年8月28日昼、女性と同居する男性をペティナイフで多数回刺し、殺害した。

 被告はストーカー規制法違反罪は成立しないなどと主張したが、判決理由で辻川裁判長は「女性と会いたい、連絡を取りたいという欲求からストーカー行為に及んだ」と認定。「嫉妬心や敵意から男性を殺害し、理不尽で身勝手極まりない」とした地裁判決に不合理な点はないと結論付けた。 (森亮輔)

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