玄界高フェンシング部女子全国へ 昨年中止、先輩の無念を勇気に

 玄界高(古賀市)フェンシング部の女子5人が、29日に大阪市で開幕する全国選抜大会に出場する。同高は昨年も出場が決まっていたが、新型コロナウイルス緊急事態宣言で直前に大会が中止となり、悔し泣きする先輩たちの姿を見てきた。今年は九州地区大会初優勝で弾みをつけ、「全国でも優勝を飾りたい」と2年越しの夢にかける。

 同高フェンシング部は創部8年目。全国選抜では過去に優勝経験もある。今回、出場するのは女子サーブル種目。新型コロナの感染予防のため無観客で、防具マスクの下にマウスシールド着用で対戦する。

 団体戦は得点合計で勝敗を競う。チームキャプテンの吉岡涼夏さん(17)は「自分が決めなきゃいけないという精神的なきつさはあるが、声を掛け合い、カバーし合えるのが団体のいいところ」と話す。土谷友香さん(17)は「ライバル心が大切なのは個人戦と同じだが、ベンチが喜んでくれることが励みになる」。試合中、苦しいときには振り返り、仲間の顔を見て気持ちを切り替えるという。

 顧問の野元伸一郎教諭(52)は「直前で夢を絶たれた昨年の先輩たちの思いを、勇気に換えて持って行ってほしい」と期待する。 (今井知可子)

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