福岡、速さに慣れ堅守発揮 5年ぶりJ1、1分け2敗から持ち直し 

 J1開幕から約1カ月が経過し、5年ぶりにJ1で戦う福岡が順調なスタートを切った。6試合を2勝2分け2敗で、勝ち点8の暫定10位。目標の「10位以上」に向けた滑り出しの戦いを振り返った。

 序盤の3試合は1分け2敗と苦しんだ。巻き返した要因について、長谷部監督は「選手がJ1のスピードに慣れてきた」と説明した。J2では味わえなかった技術の高さ、スピードを感じ、修正を繰り返すことで、シーズン4戦目の徳島戦で初勝利。5戦目の鹿島戦、6戦目の鳥栖戦と2試合連続無失点に抑えた。

 J1昇格から1年で降格した2016年、初勝利を挙げたのは開幕から8試合目だった。同じく1年でJ2に戻った11年は14試合目。後手に回って勝ち星をつかめなかった過去の課題を早い段階で解決し、前主将は「試合を重ねるごとに、個人のプレー内容もチームの状態も良くなっている」と手応えを示す。

 福岡にはJ1で最多の外国人8選手が在籍する。川森敬史社長は日本人の獲得が思うようにいかなかったことを示唆するとともに「(日本人選手との交渉で)J1で1年目だから、というシビアな見方をされる機会が多かった。『もう1年いたら(移籍してもいい)』という雰囲気も感じた」と明かす。昇格から1年で降格を繰り返した苦難の歴史は、補強にも影響したことを明かした。

 27日はホームでルヴァン・カップ鹿島戦に臨む。リーグ戦は日本代表、U-24(24歳以下)代表の活動による中断期間を挟み、4月3日にホーム札幌戦で再開する。長谷部監督は「現状では十分に戦えている。目標に近づき、超えていけるようにやっていく」と力を込める。確かな足取りで残留争いと無縁の戦いを目指す。 (松田達也)

関連記事

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR