初体験キャンプの記憶

 今春のプロ野球キャンプの時期に合わせ、西日本スポーツで1989年の福岡移転後のホークスキャンプを年ごとに振り返る企画のデスクを務めた。

 タカ番経験者に執筆を依頼したら、「担当1年目のキャンプの記憶がない」と、よく言われた。選手や首脳陣を追うのに必死だったからだ。紅白戦が始まってからならともかく、最初はひたすら練習。その中で話題を見つけ、スポーツ紙の広い紙面を埋めないといけない。私も昔のスクラップを見て「こんな記事、書いたっけ?」と戸惑ったこともしばしばだった。そして、今年のキャンプはコロナ禍で無観客のまま終わった。

 26日にセ、パ両リーグが同時開幕する。入場は制限されるが、昨年の開幕と違って観客がいる。試合を九回で打ち切り延長戦を行わないなど、特例ルールの下でのシーズンとなるが、閉塞(へいそく)感が漂う世の中を元気にするプレーを期待したい。 (林原弘)

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