北東北の雰囲気味わって みちのく夢プラザ移転 催事スペース登場

 移転のため3月中旬に一時閉店した福岡市・天神にある青森、秋田、岩手3県のアンテナショップ「みちのく夢プラザ」が1日、移転先の新天町商店街でプレオープンする。農海産物や酒といった北東北の逸品が並ぶほか、観光案内や民芸品の制作体験に用いる催事スペースも新たに設ける。

 北東北三県福岡合同事務所を兼ねた旧店舗は1999年、天神2丁目の明治通りに面したビル1階で開店した。2011年の東日本大震災後は被災地を応援しようと多くの客が来店。16年の熊本地震の際は、北東北からの応援態勢を整える「現地事務所」として機能した。

 19年秋に、ビル側から建て替えに伴う退去要請を受けた。同事務所の佐藤朋弘所長は「天神で路面部分の面積がある移転先がなかなか見つからなかった」と明かす。20年秋、約30メートル南の同商店街で隣り合う2店が空き、移転が無事決定。事務所は天神の別のビルに移った。

 2階建ての新店舗は延べ床面積約150平方メートル。青森のリンゴや岩手の海産物など常時千種類ほどがそろう。旧店舗になかった生鮮食品も取り扱う予定で、秋田の比内地鶏やセリが入った本場のきりたんぽ鍋が自宅で楽しめるようになるという。

 店の主な客層は同商店街と同じ中高年。佐藤所長は「より多くのお客さんに北東北の雰囲気を味わってもらい、商店街も盛り上げたい」と意気込む。本格オープンする14日午前10時には同商店街の時計塔前「メルヘン広場」で式典があり、3県の郷土芸能が披露される。

 (横田理美)

関連記事

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR