コロナ後見据えタクシー運転手採用3倍増 北九州の「勝山自動車」

 北九州市内を営業エリアとする地場タクシー会社「勝山自動車」(同市小倉北区)が、9月までに正社員の新規採用を例年の3倍以上の100人に増やすことが分かった。新型コロナウイルスのワクチン普及後の人出増加による需要を見込み、運転手を確保するのが狙い。同社の正社員数は2月末現在135人で、一気に7割以上増やす。

 同社は1952年創業で、保有タクシーは101台。利用客の多くは地元の高齢者で、日々の買い物や病院の受診などに利用する。

 新型コロナの感染拡大の影響で、昨年の売り上げは大きく減少し、現在はタクシーの稼働台数を減らすなどして対応している。

 コロナ禍以前、業界では元々慢性的な人手不足と運転手の高齢化が課題だったため、「アフターコロナ」を見据え、早めに採用を行うことにした。

 現在は運転手1人に1台が充てられているが、タクシーを一日中稼働させるためにシフト制を導入し、2人で1台を担当する計画。広石敏文社長は「若い世代は1日フルで働いてもらい、ベテランには数時間だけ入ってもらうなど多様な働き方ができる」としている。採用対象は20~60代で、普通免許所持が条件。同社=093(521)0558。 (野間あり葉)

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