東福岡、選抜ラグビー5年ぶりV FW戦で桐蔭学園圧倒

◆全国高校選抜ラグビー決勝 東福岡46-31桐蔭学園(31日、埼玉・熊谷ラグビー場)

 東福岡自慢のFW陣が桐蔭学園を止めた。試合開始直後、相手ボールのラックで力をかけ、相手の反則を誘った。直後にFWの突進から先制トライを挙げたフランカー八尋祥吾主将(3年)は「こだわったFWで勝てた」と胸を張った。

 冬の全国高校大会(花園)を2連覇中で、今大会は4連覇を目指した強敵から前半だけで5トライを奪って完勝。藤田雄一郎監督が「FW戦を乗り越えるしかない。フィジカルで勝てば、有利になる」と鍛え上げた成果を存分に発揮した。

 日々の練習に加え、専門家の支援を受けて食生活を見直した。運動量を保ちながら増量し、FW先発8人の平均体重は相手より2キロ重い95・4キロ。接点で優位に立つ姿に、藤田監督は「こんなに体を当てることができるとは」と驚いた。

 選手の多くが中学時代に全国優勝を経験し、勝つ喜びと努力の大切さを知っている。大会前には選手間のミーティングでFW陣の位置取りを修正した。SO楢本幹志朗(同)は「目標は“世界一”。世界レベルのプレーを求めたい」。春の高校日本一は通過点にすぎない。 (末継智章)

PR

スポーツ アクセスランキング

PR