工藤会トップの脱税有罪を証拠採用 弁論再開し即日結審 福岡地裁

 市民襲撃4事件を指揮命令したとして、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会トップで総裁の野村悟被告(74)と、ナンバー2で会長の田上不美夫被告(64)の公判が31日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。3月11日に結審したが、検察側の弁論再開の申し立てを受け、地裁は、所得税法違反罪での野村被告の実刑判決の確定記録を証拠採用し、改めて結審した。判決は8月24日。

 野村被告が工藤会の上納金を巡って約3億2千万円を脱税したとする所得税法違反罪では、最高裁が被告の上告、異議をいずれも棄却し、懲役3年、罰金8千万円とした一、二審判決が3月14日に確定した。

 市民襲撃事件では検察側が野村被告に死刑、田上被告に無期懲役と罰金2千万円を求刑し、弁護側はともに無罪を主張している。

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