子ども食堂活動で表彰、賞金も寄付 北九州市立大生

 北九州市内の子ども食堂でボランティアを行う北九州市立大の学生によるプロジェクトが、全国のボランティア活動を表彰する「SYDボランティア奨励賞」で、最優秀賞の文部科学大臣賞に選ばれ、賞金20万円を市内の子ども食堂に寄付した。プロジェクトのリーダーを務めた同大4年の長坂真帆さん(21)は「子ども食堂の活動がより活発になるよう応援していきたい」と話している。

 受賞したのは、学生の地域活動を支える同大の支援機関「421Lab.(ラボ)」内で、子ども食堂のボランティア活動を行うプロジェクト。現在、1~4年の約50人が、市内6カ所の子ども食堂を手伝っている。

 市内に約30カ所ある子ども食堂の多くは、新型コロナ禍で中止や縮小に追い込まれ、学生も活動の場を失った。そこで学生らは、食堂に通っていた子供たちに手紙を書き、簡単な料理の作り方や家でも出来る遊びを紹介し、応援メッセージを添えて毎月送った。

 こういった活動を多くの人に知ってもらおうと、長坂さんが中心となって、同奨励賞に応募。国内外の69団体の中から1位に選ばれ、すぐに賞金を子ども食堂に寄付することを決めた。

 賞金を受け取った北九州市の和田訓尚・児童育成担当課長は「子ども食堂は多世代の交流拠点として発展してきており、若い学生の力は大きい。賞金はありがたく活用したい」と語った。

(白波宏野)

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