内部通報へのパワハラで在宅起訴 郵便局元幹部

 郵便局内の不祥事を巡り、内部通報した郵便局長に対して、通報したことを認めるよう脅したとして、福岡地検が強要未遂の罪で、福岡県直方市などの郵便局でつくる地区連絡会の元統括局長を在宅起訴したことが関係者への取材で分かった。3月31日付。会社内のパワハラで刑事責任が問われるのは異例。

 関係者によると、2018年、日本郵便本社の内部通報窓口に、同社に勤める元統括局長の息子の内規違反に関する情報が寄せられた。これを知った元統括局長は同市の男性局長らが通報したと疑い、19年1月下旬、男性局長を呼び出して「犯人が局長やったら絶対につぶす」などと脅迫。通報者と認めるよう迫ったとして20年1月、強要未遂容疑で書類送検されていた。

 男性局長はうつ状態と診断され、休職に追い込まれたという。

 元統括局長は当時、日本郵便九州支社では郵便局長としてナンバー2の副主幹統括局長も務めていた。

 同社はこの問題を巡り、元統括局長ら7人を停職などの懲戒処分にしている。

(宮崎拓朗)

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