福岡、リーグ戦4試合ぶり黒星 新加入の奈良、笑顔なき初ゴール

 福岡の奈良がプロデビューを飾った古巣に意地を示した。1点を追う後半7分。コーナーキックから頭で押し込んだ。移籍後初出場で初得点。だが、チームの勝利にはつながらずリーグ戦で4試合ぶりの黒星を喫した。奈良は「勝ち点を取れず、責任を感じる」と笑顔はなかった。

 チームは前半30分に先制点を許し、後半開始直後からギアを入れて攻め立てた。その勢いで奈良が同点弾につなげたものの、わずか2分後にミドルシュートで勝ち越された。「追いついて、すぐに得点を取られることはあってはいけない」と2失点目を悔やんだ。

 故障で調整が遅れ、リーグ戦は昨年11月以来の出場だった。出場停止だったドウグラスグローリの穴を埋める形での出番だったが、川崎でJ1優勝の経験もあり、今後は守備陣の軸としての働きが求められる。長谷部監督は「まだコンディションは100パーセントではないだろうが、あれだけのプレーをしてくれた。これからチームを引っ張ってくれると期待している」と信頼を口にした。

 奈良だけでなく、新加入の渡もリーグ戦初出場し、後半16分にはファンマも出場。いずれも故障で離脱しながら、戦列に復帰してきたのは明るい材料だ。黒星スタートとなった4月は、ルヴァン杯を含めて月間8試合。現有戦力をうまく生かし、過密日程を乗り切るしかない。 (松田達也)

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