福岡市がワクチン接種訓練、予告なし副反応対応

 福岡市は4日、65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まるのを前に、同市博多区の多目的コンベンション施設「マリンメッセ福岡B館」で集団接種のシミュレーションを行った。「密」を回避するための流れや接種後の副反応への対応などを確認し、課題を洗い出した。

 医師や看護師、市職員ら約100人が参加し、本番を想定した配置で実施。予診票の確認から問診、接種やその後の経過観察までの手順をチェックした。

 参加者には事前に伝えずに、接種後にアナフィラキシーショックを発症した人を搬送する訓練も実施。ワクチン接種を担当する市の森山浩一課長は「経過観察時に人がたまるなど課題もあった。何があっても対応できるよう、一つ一つ確認していきたい」と述べた。

 市は約700カ所の医療機関での個別接種を行うほか、B館や各区の体育館などで集団接種を予定。ただ、4月は国から配分されるワクチンが1万800回分と少ないことから、一部の高齢者を対象に試行的に運用し、本格接種は5月以降を見込んでいる。 (塩入雄一郎)

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