悲しみの果てに出合ったドローン 25歳の「空飛ぶプリンセス」

シン・フクオカ人 #29

 〈大切な人を失った悲しみが、人を強くすることもある〉

 「空飛ぶプリンセス」の異名を取る斉藤三佳(25)は、福岡市出身のドローンレーサー。3月、国内トップクラスの選手8人が出場した「スーパードローンチャンピオンシップ2021」に、女性でただ一人参戦した。時速100キロを超える小型ドローンの操縦技術と速さを競う、国内最大級の大会だ。

 幕張メッセ(千葉市)に造られたコースは、スタートから40メートルの直線を最速で飛び、高さ18メートルの塔を一気に上って下り、いくつものゲートをくぐって…という難関。おまけに選手はコース全体が見えない。機体に搭載されたカメラの映像を、ゴーグルで見ながら操縦する。体一つで滑空しているような体感だ。...

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