「共創」って何?九大生が真剣トーク ラジオ番組スタート

 九州大学共創学部の学生たちが、社会人と世の中の在り方を考えるラジオ番組「ケロケロ見聞録」(ラブエフエム国際放送)をスタートさせた。初回の4日は導入編として、4年生の4人が大学で学ぶ「共創」をテーマに語り合った。

 4人はパーソナリティー役の清原透子さん(21)と美間坂さきさん(21)、ゲストの鬼塚浩明さん(21)、森華子さん(22)。2018年に開設された共創学部の1期生だ。

 清原さんは「大好きな福岡のまちづくりに役立てたい」と、組織マネジメントを学んでいる。美間坂さんは「進路が分からない」という高校生を支援しようと、キャリア教育に的を絞る。森さんは「食べることが大好き」。健康増進に役立つとされる発酵食品の可能性に着目している。鬼塚さんは、経済学と公衆衛生の観点からより良い社会の在り方を研究している。

 共創とは「さまざまなステークホルダー(利害関係者)と協働して新たな価値を創造する」という意味で使われる。例えば一つの商品を開発する場合、企業内だけでなく消費者、地域社会など関係者と知恵を出し合い、これまでにないものを創出することだ。

 番組では「利害関係者が集まって起きる化学反応が重要だと思う」と美間坂さんが口火を切った。森さんはうなずきながら「でも参加者が平等じゃないといけない。企業イメージを良くするために形式的にやっている場合もある」。鬼塚さんは「健全な批判を繰り返せるからこそ、良いものができる」。清原さんも「単なる異分野混合にならないようにすることが重要」と話した。

 4人とも、専門や立場の違う人々を結び付け、コーディネートする人材が大切だという認識で一致。自分たちが「みんなの間に立てる人になりたい」と決意を語った。

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 番組は共創学部の学生チーム「メディアンリアン」で運営する。リアンはフランス語で「絆」の意味。かつてない変革の時代に、メディアを通じて人々の絆を強めたいという思いを込めた。放送は毎月第1日曜午後10~11時。次回は5月2日。番組内容や後日談を、チームメンバーが随時紹介していく。

(九州大学共創学部3年・小池由記)

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