タカ悪夢の連敗ストップ 復帰の千賀、緊急降板

 ◆日本ハム0-7ソフトバンク(6日、札幌ドーム)

 エースが期待通りの投球をしながら、こんなにも喜べない白星があっただろうか。千賀が担架で運ばれて緊急降板。札幌市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査などを行い、左足首の捻挫と診断された。復帰時期は未定という。

 六回1死、千賀はピッチャー返しのライナーを、とっさに捕球したが、のけぞりながら倒れた瞬間、左足を巻き込んだ。マウンド付近に倒れたまま左足首を両手で押さえて表情をゆがめた。

 両ふくらはぎの不調で開幕に間に合わなかった右腕の今季初登板はチーム5連敗中のマウンド。「僕がやれることを最大限やりたいし、チームの流れが変わるのがベスト」。言葉通りに初回は10球中8球が直球。うち4球で最速159キロを計測し三者凡退。5回⅔を被安打3、無失点とエースの威厳を示していた。

 試合後、工藤監督は「やったときは『あっ』と思ったらしいんですけど。そうなる(軽傷で済む)かもしれないし、かなり悪くなってるかもしれないし」と説明。千賀は「今後の予定はまだわかりませんが、またすぐに登板し、チームの勝利に貢献できるようにしたいです」とコメントした。

 連敗を5で止めた千賀は、今季初勝利で札幌ドームでの通算成績は9勝1敗、防御率1・37となった。チームも一夜にして5割復帰。あらためてエースの存在の大きさが際立っただけに、皮肉とも言える結末になった。 (鎌田真一郎)

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