なでしこ8日に国際親善試合 杉田、五輪へ磨きかける

 MF杉田妃和(24)=INAC神戸、北九州市出身=が、開幕まで4カ月を切った東京五輪に向けてのレベルアップを誓った。8日にパラグアイ、11日にパナマとの強化試合に臨むチームは3月17日から31日まで鹿児島で代表合宿を行い、海外組を追加したメンバー25人を4月1日に発表。本番を想定した貴重な実戦で、中盤を支えるプレーに磨きをかける決意だ。

 中盤を引っ張る役割が期待される杉田は「五輪までの時間があるわけではないが、準備できることはたくさんある。この環境でも活動できることに喜びがある」と引き締まった表情で話した。

 持ち味の正確なパスを生かしながら、ボールを持たないときのプレーの精度向上を目指す。「一つ一つのプレーで駆け引きしてくる選手への対応は簡単ではない。そういうことを自分ができるようにしたい」と明かす。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、合宿や試合が相次いで中止になった。「オフは気を張りすぎないようにして、そんなに焦らなくていいと自分に言い聞かせてきた」。心身の状態を整え、万全を期して代表活動の再開に備えた。

 4月の2試合は、活動が空いたチームの状態を確かめる貴重な機会となる。「(国際試合が空いたことで)プレーや判断のスピードが落ちていないか、確認して慣れておきたい」。なでしこを支える司令塔は、本番までの貴重な時間を最大限に活用する。 (松田達也)

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