別荘、ゴルフ、スナック…「10億円」元郵便局長、疑念呼ぶ羽振り良さ

 長崎住吉郵便局(長崎市)の元局長の60代男性が知人らから多額の現金をだまし取った疑いがある問題。元局長は、別荘を購入したり、スナックやゴルフに頻繁に通ったりするなど、周囲からは「羽振りが良い」とみられていた。「なぜそんなにお金を持っているのか」といぶかる人もいた。

 登記簿などによると、元局長は1995年ごろから、局近くに一軒家を所有していた。一方で2009年には、長崎県中央部の大村湾沿いに別荘地として売り出されたエリアで、土地と建物を購入していた。外部の人がこの別荘地に入るには、現地の事務所の許可が必要だ。

 この別荘地に家を持つ男性は「礼儀正しい人だった。海に面した一番良い場所を購入していたので、どんな仕事をしてるんだろうと思っていた」と話した。

「どこからそんなお金が」親族も心配

 かつての同僚男性によると、元局長は気さくな人柄で、部下にも慕われていたという。しばしば同僚数人を連れて郵便局そばのスナックに通い、はしごすることもあった。支払いは全額、元局長がしたという。

 男性は「元局長はゴルフにもしょっちゅう行っていた。局長の給料で、よくこんな生活ができるなと不思議だった」と振り返る。

 局近くで店を営む男性は、親族が「(元局長は)生活が派手で外車も購入した。どこからそんなお金が出てくるんだろう」と心配するのを聞いたという。

 日本郵便によると、元局長はだまし取ったとされる現金について「遊興費などに使った」と説明しているという。

(西田昌矢、松永圭造ウィリアム)

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