「ど真ん中」杉山プロ初勝利 開幕5試合連続ゼロ封

 ◆日本ハム2-6ソフトバンク(7日、札幌ドーム)

 3年目の杉山がプロ初勝利を挙げた。1点を追う六回に3番手で登板。無死一塁で大田をど真ん中の153キロで一ゴロ併殺に仕留めた。2四球を与えたが、150キロ台の速球で得点を許さない。直後の味方の逆転劇で白星が転がり込んだ。

 「ど真ん中に投げて球威で抑えていく」。杉山が首脳陣と話し合い、導いた答えを貫いた。プロの世界で「ど真ん中」を求められるほど、規格外のポテンシャルの持ち主だ。最速161キロを誇り昨季投手3冠に輝いた千賀に「自分を超された」と言わしめる。

 昨年1月には千賀と自主トレをともにし、その後もカットボールの教えを請うなど師弟関係にある。6日、その師が今季初登板で思わぬアクシデントに見舞われ左足首を捻挫。7日に出場選手登録を抹消された。師にささげる白星ともなった。

 今春は開幕ローテーション争いにも参戦。チーム事情もありリリーフに配置され、「勝ちパターン」の一角を担う。3年目を前に「もう期待枠ではなく、信頼を勝ち取らないといけない」と決意。開幕以来5試合連続無失点と有言実行している。ウイニングボールは静岡の実家に送るという。「初勝利はすごいうれしいけどチームが勝てたことが一番いい」とはにかんだ。

(鎌田真一郎)

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