多良岳で滑落の男性救助 鹿島の宮崎さんに感謝状 鹿島署

 鹿島署は7日、登山中の滑落事故で人命救助したとして鹿島市高津原の学習塾経営、宮崎幹彦さん(58)に署長感謝状を贈呈した。

 署や宮崎さんによると3月14日午後0時40分ごろ、太良町多良の多良岳を登山中の宮崎さんが「ザザー」という音を聞き、近くで「お父さん」と叫ぶ白石町の50代女性を見つけた。女性の夫(60代)は登山道脇の急斜面を約20メートル滑落し、頭部から出血するなどして動けない状態だった。

 女性が119番し、宮崎さんが自身の衛星利用測位システム(GPS)端末で滑落現場の緯度や経度を確認して消防署に伝えた。鹿島署や消防署員ら約20人のレスキューチームが長崎県の防災ヘリコプターで男性を救出。男性は胸部の骨折などで約3週間入院した。

 週に1回は登山するという宮崎さんは「山は甘く見たら危険。登山経験を生かし、男性が助かって良かった」と笑顔で話した。坂本秀人署長は「的確に通報してもらい、本当に助かりました」と謝意を示した。 (河野潤一郎)

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