福岡無失点ドロー コロナの苦境乗り越え「五分の戦い」

 中3日の厳しい戦いで踏ん張った。福岡は得点こそ奪えなかったが、昨年2位の強豪と価値ある引き分けに持ち込んだ。シュート数では10対8と相手を上回り、長谷部監督は「五分五分に戦えた」とうなずいた。

 前節から6人の先発を入れ替え、出番を得た輪湖や吉岡らが躍動した。昨季から続ける堅守速攻とサイド攻撃はチームに浸透しており、前は「誰が出てもアビスパのサッカーは表現できる」と言い切る。3試合ぶりに先発した吉岡も「監督が調子の良い選手を使うので、練習からみんな高いパフォーマンスを発揮している」と強調した。

 前節の札幌戦から一夜明けた4日、選手2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。他の選手の陰性判定が出て、雁の巣球技場(福岡市)の消毒を終えて練習を再開したのは5日夕。そんな苦境を乗り越えての勝ち点1だけに価値がある。

 J2だった昨季も顔ぶれを入れ替えながら勢いに乗り、J1昇格につなげた。「一人一人が準備して試合に臨むのがアビスパの良さ」。前主将が胸を張る総合力こそ残留の鍵になる。 (末継智章)

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