福岡市部長ら8人送別会「信頼損ねた」市長が陳謝

 福岡市は8日、道路下水道局の職員8人が市中央区内の飲食店で2時間程度、飲食を伴う送別会を開き、うち2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。会食については福岡県が「少人数、2時間以内、深酒をしない」と県民に要請している。高島宗一郎市長は報道陣の取材に応じ「(県の要請に対し)市職員として率先して実践しなければならない立場なのに、市民の信頼を損ねてしまう大変申し訳ない行為だと思っている」と述べた。

 市によると、送別会は3月23日午後7時から行われ、当時同局に所属していた部長、課長を含む8人が参加。20人ほど入る大広間で4人ずつ二つのテーブルに分かれ、飲食中はマスクをしていなかったという。

 このうち40代の男性係員が31日に発熱し、4月2日に検査を受け、同日中に陽性が判明。男性の職場の座席に近い職員9人を濃厚接触者として検査し、さらに30代の男性係員の感染も分かったという。会食に参加したもう一人は陰性だった。会食と感染との因果関係については「(感染した)2人の職場の席が隣同士であり、分からない」としている。

 市が会食の事実を把握したのは今月6日。参加した職員は聞き取りに対し「2メートル間隔を空けたテーブルに座り、多人数には当たらないと思っていた」と話したが、テーブルを移動することもあったという。 (塩入雄一郎)

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